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本革ブーツのお手入れは簡単4ステップ!正しい方法や素材別のお手入れ方法も解説♡
自分のご褒美に買ったブーツやプレゼントでもらったブーツ。お気に入りのブーツなら、できれば複数シーズン使いたいですよね。ブーツを長持ちさせるためにはお手入れが大事!この記事ではブーツのお手入れ方法を紹介します。お手入れする頻度やアイテムについても紹介しているので、是非参考にしてください。
ブーツのお手入れしてる?
この時期活躍してくれる、本革のブーツ。適度に手入れを行なっていますか?
本革のブーツは年数が経つことで輝きが増すとも言われていますが、そのためにはブーツを正しくお手入れする必要があります。
ブーツのお手入れは、ブーツの味が出ることはもちろんのこと、長く履くために必要なこと。
是非この記事を参考にしてください。
ブーツの手入れをする理由
具体的なブーツのお手入れ方法をご紹介する前に、改めて、ブーツをお手入れした方がいい理由をご紹介します。
・ブーツの持ちがよくなるから
汚い状態でずっと放置していくと劣化に繋がり、ブーツの持ちが悪くなります。そうならないためにも、日々のケアが必要。
特に革製のブーツは劣化するとキズや汚れが目立ってしまい、味が出てカッコよくなるどころか、清潔感がなくだらしない印象を与えてしまうかも。
上質な素材の風合いを楽しむには、正しく丁寧なお手入れが必要です。
・ブーツを柔らかくし履きやすくしてくれるから
新品のブーツは、硬くて足に馴染むのに時間がかかります。特に革のブーツにはその傾向が。
ハイカットのブーツを初めて履いて、かかとが靴擦れしてしまった経験がありませんか?
買ってすぐの革のブーツは、履き心地が悪いと思う人もいるでしょう。
でもこれは革のブーツの特徴でもあり良さとも言えます。なぜかと言うと、履いていくことで革が少しずつ柔らかくなり、足に馴染んでくれるから。
そのために、こまめにオイルなどを塗って革を柔らかくしていく手入れが必要です。
・靴を乾燥から防いでくれるから
革のブーツはケアをしないと、どんどん乾燥してしまいまうことをご存知でしたか?
1回乾燥してしまうと、元の状態に戻すのが難しくなるため、定期的なお手入れが必要。
なめらかな質感を楽しむためにも必要なケアだと言えます。
・味が出てかっこ良くなるから
革のブーツはお手入れすることで表面にツヤが出て輝きが増し、見た目も美しくなります。
さらに、革特有の風合いを生かしてファッションにもこなれ感を出すことができるのです。
「革の良さを活かす」ということが、何よりのメリットと言えますね。
本革ブーツのお手入れ方法4ステップ!
ここからは具体的なお手入れ方法を紹介します。
最初にお伝えしたように、ブーツのお手入れをするときに気をつけてほしいことは「手入れの順番」です。
間違った順番で行ってしまうと、せっかくのお手入れ効果が半減してしまうことも。
ブーツのお手入れ方法は以下4ステップです。
①ブラッシング
②クリーナーで掃除
③オイル散布
④ブラッシング&防止スプレー
ここからは、各ステップの詳細をお伝えします!
①ブラッシング
お手入れの始まりは、汚れを落とすためのブラッシングから始まります。
人間の顔のお手入れもクレンジングや洗顔から始まるように、本革のブーツもまずは汚れ落としから!
馬毛のブラシを使い、細かい毛で入念にブラッシングしましょう。
ここで大事なのは、強くこすらないこと。ブラッシングの力が強すぎると、傷がついてしまいます。
ブーツの表面についている汚れや油を落とすことが目的なので、強くゴシゴシする必要はないのです。
ブラッシングするだけでも、ツヤがでますよ。
②クリーナーで掃除
次に、ブラッシングで取りきることができなかった汚れを本革専用の洗浄洗剤(クリーナー)で落としましょう。
ブーツの革部分にクリーナーを散布し、布で拭き取ればOKです。
この後のステップで清潔なオイルを革に馴染ませるのですが、そのためには革についた古いオイルや汚れを取り除く必要があります。
革を輝かせるためのオイルの効果を最大限に発揮するために、このステップが欠かせないのです。
③オイル散布
クリーナーで古いオイルやブラッシングで取りきれなかった汚れを取り除いたら、そこに新しいオイルを散布しブーツに輝きを持たせます。
オイルは、スポンジを使うと上手く馴染んでいくのでオススメ。
オイルは少量で構いません。あまり多く塗りすぎるとブーツの革が柔らかくなりすぎてしまうためです。
特に傷がついている部分はしっかりとオイルを塗っていきましょう。
傷が目立たなくなりますよ。
④ブラッシング&防水スプレー
仕上げにもう一度ブラッシング。新しく塗ったオイルがより革にツヤを与えてくれます。
そして最後に防水スプレーを塗って完了です。せっかくキレイになった革の持ちをよくし、水からのダメージを減らすために防水スプレーは重要。
最後の仕上げを忘れないようにしましょう。
ブーツの手入れするためのアイテムを紹介
革のブーツの手入れをするためには、最低限で以下のアイテムが必要です。
・ブラシ
・クリーナー
・防水スプレー
・除菌スプレー
これだけあれば、とりあえずのケアはすることが可能です。
先ほど紹介したオイルは、人間の顔のケアでいえば美容液みたいなもの。
確かに大事なのですが、それよりも大事なのが洗顔、つまり「汚れを落とすこと」なのです。
ブーツの手入れをするときは、最低限このアイテムを揃えましょう。
ブーツの素材別の手入れ方法
ブーツを手入れする順番は、先ほど紹介した順番ですが、素材別にちょっとだけ工夫する手入れ方法があります。
・合皮
合皮は革が傷つきやすいため、ブラッシングのときに強くこすらないようにしましょう。
汚れがある場合は、クリーナーだけでなく、薄めた中性洗剤を染み込ませて汚れをとることもポイントです。
・スエード
スエードは他のブーツ素材の何よりも水に弱いです。
そのため、汚れをとるときに水を使ったりすることはせず、クリーナーを使って行います。
そして汚れを取ったあとに防水スプレーを必ず振りましょう。
ブーツのお手入れと共に、こだわりたいのは「保管方法」
ブーツはお手入れだけでなく、保管方法にも気を遣いましょう。
最初に伝えたようにブーツの手入れをする目的は、気に入ったブーツを長持ちさせること。
そのためには 正しいお手入れ + 正しい保管 が不可欠です。
正しい保管について、以下の3つのポイントをチェックしましょう。
・ブーツキーパーの使用
・乾燥剤を使用
・空気の入れ替え
ブーツの形を崩さないためにはブーツキーパー。
そして乾燥を防ぐために乾燥剤と、定期的な空気の入れ替えが大事です。
ブーツを履くシーズンが終わったからといって、ずっと靴箱に入れておかないようにしましょう。
ブーツのお手入れ頻度は?
ブーツのお手入れは、ブラッシングが月2回、オイルが月1回が目安です。
ブラッシングについては、気づいたときにこまめにしてあげることで、汚れが溜まりません。
ブーツの手入れをしないとどうなる?
特に革のブーツは、お手入れを怠るとにブーツの持ちが悪くなってしまいます。
・汚くなり履けなくなる
・革が破れて履けなくなる
そんな事態を防ぐためにも、「汚れを落とすこと」「乾燥を防ぐこと」に注意しておく必要があります。
ブーツには正しいお手入れが必要!
ブーツの手入れの基本は、ブラッシングからです。
これを頻繁に行うクセをつけておくと、自然とブーツの汚れや傷に気づくことができます。
革製品は長期間手入れをしないことであっという間に劣化してしまうので、定期的に手入れをするように心がけてください。
乾燥を避けた保管も必須です。
お気に入りのブーツをこれからも長く使えるように、ご紹介した手入れステップを実践していきましょう!